以前から、OPPO Find X9が気になっていました。
数年前、Find X3 Proを使っていた時期があり、使用感の良さは知っていました。
また、直近で使用していたスマホのバッテリー持ちに不安があったため、バッテリー持ちの良いスマホを求めていました。
処理性能やカメラ性能の高さも後押しとなり、今回OPPO Find X9を購入しました。
実際に3週間ほど使用した結果、細かな動作や仕様で気になるところはあるものの、使い続けるうえで大きな弱点の少ないスマホだと感じています。
この記事では、Find X9を実際に使って感じた良いところ・気になるところを、バッテリー、カメラ、使い勝手などを含めてレビューします。
結論
相変わらずOPPOのスマホは使いやすかったです。
Find X9を3週間ほど使用して感じた良いところ・気になったところをまとめると、次のようになります。
| 良いところ | 気になったところ |
| Find X8よりもクセの少ないデザイン | デュアルeSIMには非対応 |
| バッテリー持ちは良い(怪物級ではない) | スピーカーの音質はハイエンド帯と考えるとイマイチ |
| 違和感やストレスのない動作 | アクセサリー類が少ない |
| 素人が適当に撮っても良い仕上がりにしてくれるカメラ | aptX Adaptiveには非対応 |
過去にOPPO Find X3 Proも使用していましたが、数年ぶりにFindシリーズを使っても、変わらず良い使用感で安心して使用できています。
細かな不満はあるものの、全体として大きな弱点が少なく、現在はメインスマホとして満足して使用しています。
Find X9は下記からチェックできます。
購入した理由|Find X3 Proの使用感が忘れられなかった
過去にOPPOの「Find X3 Pro」を使用していたことがあります。
Find X3 Proを使っていたときの印象はかなり良かったです。
使用していて、
ん?なんだこの挙動?
と違和感を覚えるシチュエーションがiPhoneの「iOS」のようにほとんどなかったからです。
その後、新しいスマホに変えましたが、Find X3 Pro の使用感の良さは忘れることはありませんでした。
そして2024年にFind X3 Pro以来の3年ぶりに、「Find X8」が発売されましたが、そのデザインが自分の好みには合わず、購入を見送っていました。
なぜなら、Find X8は背面の大きなカメラ部分がかなり目立つデザインで、個人的には「カメラを強く意識したスマートフォン」という印象を受けたからです。

OPPO 公式サイトから引用
引用:https://www.oppo.com/jp/smartphones/series-find-x/find-x8/specs/
カメラ性能が単に高い分には全く問題ありませんが、
ザ・カメラのレンズ!
という背面デザインは、カメラに詳しくない私には抵抗がありました・・・(笑)
ブラックの色が好きですが、ブラックは特に顕著だと思いました。
そんな風に考えていると2025年に登場したのがFind X9です。
Find X8とはデザインの方向性が変わり、よりクセが少なく、馴染みのあるデザインになりました。
デザインはもちろん、次のような要素も魅力に感じていました。
- 6.6インチだが比較的軽量:約203g
- 文句なしのバッテリー容量:7,025mAh
- メモリ16GB、ストレージ512GB
2026年8月現在、ハイエンドなのに、購入先によっては現実的な価格になっているのも後押しになりました。
私はIIJmioのセールで、機種のみ購入で119,980円で購入しました。
その後まさかの、MNP乗り換えで99,800円となっていましたが・・・・(笑)
※2026年9月1日時点では一時在庫切れの表示となっています。
Find X9の見た目
ケース無しで使いたい質感・見た目です。

そんな勇気はないので、ケースを付けるしかないのですが(笑)

背面の質感が非常に良い印象です。サラサラ・マットな質感で私はかなり好みです。
右側の側面です。音量調節ボタン・電源ボタンが付いています。

iPhoneとは音量調節ボタンの位置が逆です。

左側側面です。Snap Keyと呼ばれるショートカットキーが付いています。

このようにカメラ起動やマナーモード切替等の動作を割り当てることができます。
iPhoneのアクションボタンに近い機能ですね。
カメラ部分です。

ネットの画像を見ている限りでは、iPhone のカメラの形と似ているんだろなと思っていましたが、そうでもなかったです。
iPhoneと比べると、個々のカメラレンズの出っ張りは目立ちません。

一番大きい2つのレンズの大きさ・配置・間隔は以前ちょっとだけメインスマホとして使っていた、Xiaomi POCO X7 Proに似ていました。
レンズの大きさはFind X9の方が小ぶりなので、X7 Proと比較し野暮ったさはありません。
カメラ部分だけを見ると、レンズサイズや配置を含め、個人的にはiPhoneの方が美しいデザインだと感じました。
※個人の好みの部分なので人それぞれだと思います。
カメラ部分だけならiPhoneの方が好みですが、Find X9は本体の色味や質感も含めた全体のまとまりが良く、所有欲を満たしてくれる仕上がりだと感じています。
Find X9のバッテリーについて
バッテリー持ちは良い!|しかし期待しすぎで予想よりは持たなかった
バッテリー持ちはかなり良い方だと感じています。
私の場合、平日の朝(6時過ぎ)100%から使い始め、就寝前(22時半頃)でも約60%残っています。
平日の使用の内訳の上位はこんな感じです。
- ブラウザやアプリで調べものや買い物:3時間
- 音楽アプリの使用:2時間
- Xの使用:30分
- LINEの使用:30分
- AIに相談:20分
動画は主にiPadで見るので、このようになっています。
しかし、バッテリー持ちに限って言うと、以前使用していたことのあるiPhone 17 Pro Maxの方がバッテリー持ちは良かったという印象です。
単純にバッテリー容量だけでバッテリー持ちが決まるわけではなく、チップやOSの電力制御なども影響しているのだと思います。
まだ使い始めて3週間ほどなので、常時表示ディスプレイをOFFにするなど、設定を見直せばもう少し伸ばせる可能性はありそうです。
Find X9は7,025mAhという大容量バッテリーを搭載しているので、今まで体験したことのないような驚異的なバッテリー持ちを期待してしまっていました。
期待値を上げすぎた私も悪かったかもしれませんね。
※あくまで私の環境で使用した場合の印象です。
Find X9のバッテリーは長寿命の設計
Find X9で期待していた要素の一つは、バッテリーが長寿命というところです。
Find X9には、シリコンカーボンバッテリーが採用されています。
OPPO公式サイトでは下記のように記載がありました。
バッテリーセルの寿命をさらに400サイクル延長し、新品時に近い性能をより長く維持します。
引用:OPPO 公式サイト
https://www.oppo.com/jp/discover/technology/oppo-apex-guard/
これはOPPO実験室での試験結果で、他のシリコンカーボン材料を使用したバッテリーとの比較です。実際の結果は使用環境や使い方によって異なるとされています。
まだ3週間ほどしか使用していないため、実際のバッテリー劣化については評価できませんが、長期間バッテリー性能を維持できる設計になっているのは魅力的です。
かなり気に入って購入したスマホなので、長期間バッテリー性能を維持してくれることに期待しています。
Find X9のカメラの作例
正直、カメラの詳しい用語を言われてもよく分からない・・・
という方多いと思います(私もその一人です笑)
この記事では細かなカメラスペックの比較ではなく、カメラに詳しくない私が普段どおり撮影して、どのくらい綺麗に撮れるのかを中心に紹介します。
すべて標準のカメラアプリを使用し、特に設定を変更せず撮影しています。
また、掲載している写真は色味などの加工をしていません。
居酒屋で撮影しました。色味がよく表現されています、実物に近い色味という印象です。

居酒屋で撮影しました。暖色系の照明による店内の雰囲気が残っており、食べ物の色も実物に近い印象です。
光が当たった部分の反射なども自然に表現できていると感じました。
家の中で猫を撮影しました。

手前に物が映り込んでいますが、猫にしっかりピントが合っています。
毛の質感もちゃんと表現されていてすごいと思いました。
出先で風景を撮影しました。

あいにくの曇り空でしたが、雲の濃淡や山の緑などの色味や質感がしっかり表現できている印象です。
写真内に見えている山に6倍ズームしてみました。

6倍ズームなら潰れてみえたりはしていません。
写真を撮った際に、山の上で動物か人が動いている姿が見えたので、認識できるくらいまでズームしました。
約28倍です。

ちょっと潰れてはいますが、認識はできます。
ここまで拡大すると、さすがに細部は潰れて不自然さも感じます。
Find X9の良いところ
違和感やストレスなく使用できる
画面のスクロールやアプリの起動、ホーム画面に戻るといった普段の操作は非常にスムーズです。
スペックには十分な余裕があり、普段使いで動作の重さを感じる場面は今のところありません。
細かい部分は違いますが、iPhoneに似た滑らかさや使用感があるという印象です。
他メーカーのAndroid端末を使用している時は、違和感や意図しない挙動をするものもありました。
毎日使用するものなので、一度違和感を感じたらずっとそれに悩まされることになるので・・・
スマホは毎日使うものなので、小さな違和感でも一度気になり始めると、使うたびに気になってしまいます。
その点、Find X9は日常的な操作でストレスを感じることがほとんどなく、私にとって大きな魅力になっています。
ホーム画面のカスタマイズの幅が広い
Find X9では、ホーム画面に表示するアプリの列数を変更できるほか、フォルダにまとめたアプリを大きく表示することもできます。

フォルダを開かなくても中のアプリを直接起動できるので、よく使うアプリをまとめておくと便利です。
色別にアプリを整列することもできます。

色ごとにページを分けておけば、「この色のアイコンはこのページ」と覚えやすく、目的のアプリを探しやすいです。
アイコンのデザインやサイズも調整することができます。

iPhoneも以前よりホーム画面をカスタマイズできるようになりましたが、Find X9はさらに自由度が高く、自分好みのホーム画面を作りやすいと感じました。
iPhoneから乗り換えてもある程度違和感なく使える(iOS特有の機能以外)
iOSとAndroid OS自体の違いを除けば、iPhoneから乗り換えても比較的違和感なく使えると感じています。
Find X9の特有の機能というよりは、OPPOのColor OSによるものだと言えばそうですが・・・(笑)
アイコンのデザイン等は異なりますが、ホーム画面もけっこうiPhone に似せた配列やアイコンの形にすることができます。

これまで複数メーカーのAndroidスマホを使ってきましたが、私が使用した端末の中では、OPPOは操作時に「なぜこうなるんだろう?」と感じる場面が比較的少ない印象です。
iOSとAndroid OSの違いの部分に関しては、私の場合は使っているうちに慣れたので大きな問題にはなりませんでした。
・ブラウザなどで右端から中央へスワイプして「進む」操作ができない
→ もう一度クリックすればOK
・LINEのトーク長押しで既読を付けずに読めない
→ 読んで早く返してあげたらOK
・標準状態で使っているキーボードでは文字入力時、スペースキー長押しで位置調整できない
→ キーボード上の「<」と「>」で位置調整できるのでOK
このようにiPhoneとまったく同じようには使えませんが、私の場合はどれも使っているうちに慣れました。iOS特有の機能に強く依存していなければ、Find X9へ乗り換えても大きな違和感は少ないと思います。
Find X9の気になるところ
Android OSとiOSの違いによる不便さは多少ありましたが、Find X9自体には3週間ほど使用して大きな不満はありませんでした。
ここからは、使用していて気になった細かな点を紹介します。
まれにホーム画面の編集が、空白長押しで不可になる(解決策あり)
ホーム画面の編集が、画面の空白長押ししても反応しなくなる事がありました。
3週間使って、2回ほど発生しました。
たいして困るようなことではないのですが、ちょっと気になったので記載しました。
対応策としては、
- ホーム画面上で、2本の指を広げて置いた状態から、指先同士を近づけるようにつまむ(ピンチイン)で同じように編集できる
- 再起動する
- 「システムランチャー」のキャッシュを削除する
私の場合は、以下の手順で「システムランチャー」のキャッシュを削除することでも改善しました。
設定 → アプリ → アプリ管理 → 「システムランチャー」と検索 → ストレージ使用状況 → キャッシュ削除

Find X9はデュアルeSIMには対応していない
Find X9はデュアルSIMには対応していますが、その2つのSIMをどちらもeSIMで使用することはできない仕様になっています。
可能な組み合わせは下記のようになっています。
SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM / eSIM)
つまり、「nanoSIM+nanoSIM」または「nanoSIM+eSIM」ならデュアルSIMで使用できます。
私は直近までiPhoneでデュアルeSIMを使用していたため、そのまま2回線ともeSIMでFind X9へ移行することができませんでした。
幸い、使用しているiPad がセルラーモデルだったので、いったんそこに移すことで事なきを得ました。
Find X9はデュアルeSIMには対応していないので、デュアルeSIM対応機種から乗り換える方は注意してください。
スピーカーの音はハイエンド帯と考えたらイマイチ
音の好みには個人差がありますが、比較するとiPhone Airの方が輪郭のハッキリした音に感じます。
一方で、臨場感についてはFind X9の方が上だと感じます。
Find X9の音は良く言えば繊細ですが、悪く言えば音の輪郭や迫力が少し物足りません。
ハイエンド帯のスマホとして考えるともう少し頑張ってほしいところですが、YouTubeなどの動画を流し見する程度なら特に不満はありません。
aptX Adaptiveのコーデックには対応していない
Find X9はBluetoothコーデックのaptX Adaptiveには対応していません。
Bluetoothイヤホンのコーデックまで気にする方は限られると思いますが、aptX Adaptive対応のスマホ・Bluetoothイヤホンの組み合わせで音楽を聴いている方は注意です。
私はaptX Adaptive対応のMOMENTUM True Wireless 4を使用していますが、Find X9との組み合わせではaptX Adaptiveを利用できません。
素人オーディオ好きの私としては、普段音楽を聴く分には未対応でも特に困っていません。
aptX Adaptive対応イヤホンを使っていて、このコーデックでの接続を重視する方は注意してください。
iPhone、Galaxyのようにアクセサリー類は充実していない
iPhone やGalaxyのように、保護ケースやガラスフィルムは充実していません。
SpigenやESR、エレコムのような有名アクセサリーメーカーからは、Find X9のアクセサリーは、私が調べた限りでは販売されていることを確認できませんでした。
なので、ある程度自力で開拓しなければなりません。
私はTIFIYAというメーカーのケースを使用しています。以前POCO F8 Proでも同メーカーのケースを使っていて印象が良かったため、今回も購入しました。
ボタンの押し心地や筐体の仕上がりも良く、バリやささくれなどもありません。背面のマグネットもしっかり吸着し、普段使用しているSpigenのスマホリングも問題なく使用できています。
このケースは下記からチェックできます。
ガラスフィルムはHuyというメーカーのを買いました。
貼り付けガイド付き・指紋も付きにくく滑らか、指紋認証も問題ありません。
このガラスフィルムは下記からチェックできます。
iPhoneやGalaxyと比べるとアクセサリーの選択肢が少ないのは残念ですが、探せば問題なく使えるケースやガラスフィルムは見つかりました。
こればっかりはしょうがないですね。
先ほど話に出たSpigenのスマホリングのレビュー記事を書いているのでチェックしてみてください!
マグネットなので際貼り付け可能・持ち手がゴムなので指が痛くならない優れものです!
OPPO Find X9はこんな人におすすめ
Find X9はこんな人にオススメです。
- クセが少なく、質感の良いデザインのスマホが欲しい
- サイズ・性能・カメラ・バッテリーなど、全体的にバランスの取れたスマホが欲しい
- バッテリー持ちが良く、長寿命に期待できるスマホが欲しい
逆にこのような人にはオススメしづらいスマホです。
- 個性的で一目で分かるようなデザインを求める人
- デュアルeSIM対応のスマホが必須
- スマホ本体のスピーカー音質を重視する
- ケースやフィルムを有名メーカーから豊富に選びたい
3週間ほど使用して感じたのは、突出した部分だけで勝負するというより、全体的に高い水準でまとまった弱点の少ないスマホだということです。
特定の性能だけを重視するのではなく、毎日快適に使えるバランスの良いスマホを求めている方には、特にオススメしたいです。
Find X9の価格は下記からチェックすることができます。
まとめ
久しぶりに手にしたOPPOのFind XシリーズのX9はやはり良いスマホでした。
日常使用でのストレスのなさ、私のような素人が適当に撮影しても良い仕上がりになるカメラ、バッテリーの安心感など、全体的に高い水準でまとまったバランスの良いスマホだと感じています。
しばらくはメインで使用したい、手放したくないと考えているくらい気に入りました。
細かな不満の中でも、度々気になるのはケースなどのアクセサリー類が少ないことですね。
iPhoneやGalaxyのようにアクセサリー類が充実したら、もっと良いのになと思います。
細かい気になるところはありますが、それを含めてもFind X9を購入して良かったと思っています。



