重いスマホが嫌になって手放しました。
そこで今度は、思い切って軽さを重視したスマホを購入しました。
ところが、そのスマホも手放しました。
私が購入したのは、iPhone 17 Pro MaxとiPhone Airです。
17 Pro Maxでは性能やバッテリー持ちには満足していましたが、本体の重さが気になりました。
一方、iPhone Airは薄くて軽く、取り回しの良さには満足していました。しかし今度は、外出時間が長い日にバッテリー残量を気にするようになりました。
正反対ともいえる2台を使ってみて、「重いからダメ」「軽ければ快適」という単純な話ではなかったことに気付きました。
スマホは毎日使うものだからこそ、一つの性能だけではなく、自分にとってのバランスが重要なのかもしれません。
この記事では、2台を購入して手放した経験から、私自身のスマホ選びがどう変わったのか、自分に合ったスマホを選ぶために考えたいポイントを書いていきます。
結論|スマホは「一番の長所」より「許容できない短所」で選ぶ
私は短期間のうちに、iPhone 17 Pro MaxとiPhone Airの2台を手放しました。
それぞれの長所ばかりを見て、許容できない短所を見ていませんでした。
私にとって許容できなかったのは、17 Pro Maxでは本体の重さ、iPhone Airでは外出時のバッテリー持ちでした。
また、自分の使い方や身体的な特徴(手が小さい等)とスマホの相性も正確に把握できていなかったことも原因のひとつです。
それ以降は、欲しい機能だけでなく「この欠点を毎日許容できるか」まで考えてスマホを選ぶようになりました。
スマホ選びでは、自分が重視するポイントと同じくらい、妥協できないポイントを把握しておくことが大切だと感じています。
iPhone 17 Pro Max|性能とバッテリーには満足。それでも重さが合わなかった
購入時に魅力を感じていたところ
購入前は、ベイパーチャンバーによる発熱対策やバッテリー持ち、A19 Proの性能などに魅力を感じていました。
実際に使ってみても、性能やバッテリー持ちには満足していました。
一方で、iPhone 17 Pro Maxの重量は233gあります。
購入前から重量は確認していましたが、「これくらいなら使えるだろう」と考えていました。
しかし、手が小さい私にとっては、本体サイズの大きさと233gという重量の組み合わせが、使い続けるうちに徐々にストレスになっていきました。
実際に使うと重さとサイズが想像以上に気になった
Appleの公式サイト上では、iPhone 17 Pro Maxの重量は233gと記載がされています。
さらに、ガラスフィルム・ケース・スマホリングを付けると、実際に使う状態ではさらに重くなります。

使用するケースやスマホリングの種類によって異なりますが、実際に重さを測ってみると、私の組み合わせでは約307gありました。
手が小さい私の場合、iPhone 17 Pro Maxほどのサイズになると、スマホリングはほぼ必須でした。
スマホリングなしでは、片手で画面の反対側まで親指を伸ばすのもきついです。

縦方向はリングがあっても親指が届きません。

スマホを持ち替えて、頑張って親指を伸ばせば届きますが、かなりバランスが悪く、落としそうになります。
こうした操作を毎日繰り返すうちに、購入前に想像していた以上にサイズと重さが気になるようになりました。
良いスマホなのに手放した
iPhone 17 Pro Maxはとても良いスマホでした。
性能やバッテリー持ちには満足していたので、サイズや重さが自分に合っていれば、そのまま使い続けたかったスマホです。
自分が扱えるサイズ・重さのスマホを、購入前に正確に理解できていなかったことが問題でした。
最終的には、
性能・バッテリーのメリット < 自分が毎日感じる重量・サイズの負担
となり、手放す結果となってしまいました。
iPhone Air|重さを解決したら、今度は別の弱点が気になった
iPhone Airは薄くて軽く、扱いやすいのが魅力だった
それならば、軽くて薄く取り回しの良いスマホにしたらいいのでは?と考えるようになり、iPhone Airを購入しました。
iPhone Airにガラスフィルム・ケース・スマホリングを付けた重量は234gとなりました。

アクセサリーを付けているため本体のみより重くなりますが、同じようにガラスフィルム・ケース・スマホリングを付けていたiPhone 17 Pro Maxと比べると、約73g軽くなりました。
73gも重量が変わると、持った印象は全然違います。
ポケットに入れている際のズッシリと感じる重みもありません。
また、画面サイズは6.5インチありますが、本体が薄くて軽いため、17 Pro Maxほど扱いにくいとは感じませんでした。
「これが自分にとってベストなんじゃないか!?」と思っていました。
しかし、外出先で長時間使用したときに、今度は17 Pro Maxではほとんど気にしていなかった別の問題が気になるようになりました。
iPhone Air はバッテリー持ちが気になってしまった(外出時)
平日の使用の内訳の上位はこんな感じです。
- ブラウザやアプリで調べものや買い物:4時間
- 音楽アプリの使用:2時間
- Xの使用:30分
- LINEの使用:30分
- AIに相談:20分
動画は主にiPadで見るので、このようになっています。
これで大体、約35~45%バッテリーが残るかなといった状態でした。

「1日1回充電すればいいし、これなら問題ない」と思っていました。
しかしある日、電車で移動しながらモバイルデータ通信で2時間ほど使用したところ、私の環境ではバッテリーを約50%消費しました。
購入直後ではなく、しばらく使用した後の出来事です。
その日は人を待つ時間などもあり、普段よりスマホを使う時間が長くなった結果、途中で充電が必要になりました。

この時は、途中でモバイルバッテリーで充電しています。
「いくら扱いやすいスマホといえど、これはさすがにマズいのでは……?」と考えるようになりました。
「軽ければ正解」でもなかった
結局のところ、薄い・軽いだけが正解ではありませんでした。
確かに、iPhone Airの取り回しの良さは最高だと思いました。
しかし、実際に使ってみると、薄さ・軽さというメリットがある一方で、私にとっては外出時のバッテリー持ちに物足りなさを感じる場面がありました。
「モバイルバッテリーを持ち歩けばいいのでは?」とも考えました。
ただ、毎回モバイルバッテリーを持って出かけるとは限りません。
せっかく軽いスマホを選んだのに、バッテリーを気にしてモバイルバッテリーを常に持ち歩くのも、自分が求めていた使い方とは違うと感じました。
17 Pro Maxを使用しているときは「もっと軽いスマホがいい」と思ってAirを購入しました。
しかし実際に両方を使ったことで、「軽さのために他の重要な部分を妥協しすぎるのも違う」と考えるようになりました。
両方手放して分かった|「一番魅力的な部分」だけでスマホを選ばない
17 Pro MaxとAirでは正反対の長所に惹かれていた
17 Pro Maxでは、性能やバッテリーを重視する代わりに、重量・サイズを許容して購入しました。
しかし私には、そのトレードオフが合いませんでした。
手に取るたびに毎回重さが気になるという状態になってしまったからです。
一方、iPhone Airを選んだときは、「薄さ・軽さ」を重視しすぎていました。
今度は逆に取り回しの良さを優先したことで、外出時のバッテリーへの安心感がなくなり、別のストレスが生まれてしまいました。
正反対の2台を選んでいますが、振り返ってみると「一番魅力を感じた部分を優先し、その代わりに何を妥協することになるのかを十分に考えていなかった」という点は共通していました。
スペック表では小さく見える弱点が毎日のストレスになる
スペック表では、どうしても良い部分だけに目が行きがちです。
私自身、17 Pro Maxの重量は購入前から確認していましたが、実際に毎日使ったときにどれくらい負担になるかまでは考えられていませんでした。
購入前は小さなデメリットに見えていても、それが毎日使うたびに感じるものだと、想像以上に大きなストレスになることがあります。
そのため、
- これだけ大画面なのは良いけど、持ちやすさやポケットに入れたときの重量感は?
- 軽くて薄いけど、その代わりに気になる部分はない?
- 内部のCPU等のスペックが高いのにこんなに安いのはなぜ?
といったように、「この長所の代わりに何か気になる部分はないか?」という視点を持って検討することも大切だと感じました。
「優れているスマホ」と「自分に合うスマホ」は違う
性能が高く、世間で評価されているスマホでも、それが自分にとって使いやすいスマホとは限りません。
手の大きさや普段の使い方、スマホに求めているものだけでなく、どこまでなら妥協できるのかも事前に把握しておくことが大切だと感じました。
そのスマホとの相性を十分に考えず、魅力的な部分を重視して購入した結果、私は短期間で2台とも手放すことになっているので……(笑)
スマホは毎日使い、長く付き合うものです。
だからこそ、スペック上の優秀さだけでなく「自分が毎日ストレスなく使えるか」という相性も、妥協せずに確認することをオススメします。
スペックのみでスマホを選ぶのも注意しよう
以前、スペックの高さに魅力を感じてXiaomi POCO F8 Proを購入したことがあります。
例えば、
- 型落ちとはいえ高性能なSoC
- BOSE監修のサウンド
- キャンペーン適用で約75,000円という求めやすい価格
など、スペックと価格を見るとかなり魅力的でした。
これだけ見ると「すごいじゃん!」と思いますが、スマホの使い勝手にはスペック表だけでは分からない部分もあります。
細かく気になるところはいくつかありましたが、私が使用していたPOCO F8 Proでは、決定的に気になる症状がありました。
Wi-Fiには正常に接続されているように見えるのに、通信できなくなる、いわゆる「パケ詰まり」のような症状が度々発生したことです。
その際、他の端末では同じWi-Fiで正常に通信でき、POCO F8 Proもモバイル通信に切り替えると通信できていました。
サブ端末ならまだしも、メインで使用しているスマホで度々発生するのは正直しんどい……ということで、最終的には手放しました。
SoCや価格などはスペック表を見れば比較できます。しかし、通信の安定性やOSの使い勝手など、毎日の使用感に関わる部分はスペック表だけでは判断できません。
スペックが魅力的だからといって、それだけで自分にとって使いやすいスマホとは限らないと感じた経験でした。
※この症状を体験したのは2026年1〜2月頃です。私が使用していた端末・当時のソフトウェアでの体験であり、アップデートなどによって2026年8月時点では状況が変わっている可能性があります。
今の私がスマホを選ぶときに確認すること
① 重量だけでなくサイズ・持ちやすさを見る
重量はもちろんですが、横幅や厚みが違うだけでも、持ちやすさは変わってきます。
iPhone Airは画面サイズが6.5インチで、横幅も約74mmありましたが、厚みが約5.6mmだったので、手が小さい自分でも扱いやすかったです。
もちろん、同じスマホでも手の大きさによって持ちやすさの感じ方は変わります。
また、ケースやスマホリングを使う場合は、装着後の重さや厚みも考えておきます。
可能であれば店頭で実機を持ち、片手で持ったときの重さや横幅、画面の端まで指が届くかを確認するのが一番だと思います。
② バッテリーは「容量」より実際の使用時間を見る
単純にバッテリー容量の数値だけを見ても、実際にどれくらい使用できるかは分かりづらいです。
現在使用しているOPPO Find X9は、iPhone 17 Pro Maxよりもバッテリー容量が大きいです。
しかし、どちらも使用した私の体験では、iPhone 17 Pro MaxはFind X9と同等か、それ以上にバッテリーが持つと感じました。
バッテリー持ちは容量だけでなく、SoCの電力効率やOSの電力管理などにも左右されます。
そのため、バッテリー容量の数値だけで判断するのではなく、
実際の使用時間を検証しているブログやYouTubeなどを確認し、自分と使い方が近い人の実使用レビューを参考にする
のが良いと思います。
③ 自分が絶対に妥協したくない部分を決める
すべてが最高のスマホを探すのではなく、自分がスマホに求めるものに優先順位を付けてみましょう。
- 高:絶対に妥協したくない
- 中:できれば欲しい
- 低:妥協できる
くらいに分けて、必要なものを書き出してみると分かりやすいです。
私の場合、17 Pro MaxとAirを使ったことで、重量・サイズや外出時のバッテリー持ちは、妥協しすぎない方がいい部分だと分かりました。
「何が欲しいか」だけでなく「何なら妥協できるか」を書き出してみることで、自分に合ったスマホの条件が見えてくると思います。
④ 「最大の長所」より「大きな弱点がないか」を見る
購入前は商品の長所に目が行きやすいです。
iPhone 17 Pro MaxもiPhone Airの長所は私にとって魅力に映りました。
しかし長期間使う場合、満足度を下げるのはむしろ「毎日気になる欠点」でした。
そのため今は、欲しいスマホを見つけたときほど、長所だけでなく「自分にとって大きな弱点になりそうな部分はないか」を確認するようにしています。
今の自分がスマホに求めるものを優先順位にしてみた
私の今の考えをベースに優先順位の表を作ってみました。
| 項目 | 重視度 | 理由 |
|---|---|---|
| 1位 バッテリー持ち | 高 | 外出時に残量を気にしたくない 長時間外出でも余裕を持って使いたい |
| 2位 価格 | 高 | 20万近くなると正直怖い そもそも高価すぎる |
| 3位 重量・サイズ | 高 | 毎日手に持つため負担に直結 重すぎると持つ度にストレス |
| 4位 カメラ | 中 | 安定して撮影はしたい 高性能なら嬉しいが最優先ではない |
| 5位 処理性能 | 中 | 普段使いで不足しなければ十分 重量級ゲームもあわよくばしたいが、なくてもいい |
| 6位 薄さ | 低〜中 | 薄さは魅力だが、他の要素を妥協してまで求めない |
このように書き出してみると、自分がスマホに何を求めていて、何なら妥協できるのかを把握しやすくなります。
特に強いこだわりがない場合は、まず各メーカーの標準モデルを基準に考えてみるのも一つの方法です。
そこから「もっとカメラ性能が欲しい」「もっと軽い方がいい」など、自分が重視する部分に合わせて他のモデルを検討すると選びやすくなります。
現在使っているFind X9は「完璧」ではない。それでも使い続けている理由
私は現在、OPPOのFind X9というスマホをメインで使用しています。
画面サイズは6.6インチで、重量は約203gです。
直近で使用していたiPhone Airよりは重いですが、iPhone 17 Pro Maxほど重くありません。
それでいてバッテリー容量は7,025mAhあり、私の普段の使い方では1日余裕で持ち、夜寝る前でも60%ほど残っています。
スマホ自体の使用感も良好です。普段使っていて違和感のある挙動が少なく、今のところ手放すきっかけになるような大きな欠点も感じていません。
もちろん、不満がないわけではありません。
直近ではiPhoneをしばらく使用していたこともあり、OSの違いによる細かな不満はあります。
- LINEを既読を付けずに確認できない
- 右端から中央へのスワイプで「進む」操作ができない
などです。
それでも、普段使いで大きなストレスを感じる場面は少なく、これらは私にとって妥協できる部分です。
現在のFind X9は「完璧なスマホ」ではありません。
しかし、バッテリー持ち・重量・サイズなどを含め、現在の自分が求めているバランスには比較的近く、満足しています。
突出して一番だと感じる部分があるから使い続けているのではなく、自分にとって妥協できない部分を大きく外していないことが、使い続けている理由だと思います。
まとめ|自分にとって「ちょうどいいスマホ」を知ることが大切
iPhone 17 Pro Maxでは性能とバッテリーに満足しましたが重さが気になり、iPhone Airでは軽さ・薄さに満足しましたが、今度は外出時のバッテリーへの不安が出ました。
両方を使って手放した経験から、一つの性能だけを重視する選び方をしなくなりました。
「最高性能」「最軽量」など一つの長所だけを見るのではなく、自分の使い方やスマホに求めるものの優先順位を把握し、毎日ストレスなく使えるバランスを考えるようになりました。
現在使っているFind X9も完璧なスマホではありませんが、自分が妥協したくない部分を大きく外していないため、今のところ満足して使い続けています。
スマホ選びで迷っている人は、「何が一番欲しいか」だけでなく「何なら妥協できるか」も考えてみてください。
自分にとっての「ちょうどいいスマホ」を見つけるヒントになれば幸いです。


