ワイヤレスイヤホンを探していると、iPhoneユーザーなら必ず候補に挙がるのがAirPods Proシリーズでしょう。
とはいえ、
「本当に価格に見合う価値はあるの?」
「オーディオに詳しくなくても違いは分かる?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
私自身も、「AirPodsは価格の割に音質が良くない」というイメージがあり、これまで購入を避けていました。
今回購入した一番の目的はノイズキャンセリング、次に通話品質です。
音質については「少し良ければ十分」くらいの期待でした。
そんな一般ユーザーが約半年使って分かったことを、専門的なレビューではなく、普段使いの視点でお伝えします。
AirPods Pro 3を購入した理由
気づいたらApple製品が増えていました。
中古でMac mini(M2)を買い、iPad Air(M4)も気づいたら購入していました。
そして、久しぶりにiPhone 17を購入したので、これを機に
「毛嫌いしていたAirPodsを購入してみるか」、
となりました。
私がAirPods Pro 3を購入した一番の目的は、ノイズキャンセリング性能でした。
電車やPC作業中に、もっと静かな環境で過ごしたいと思ったからです。
次に重視したのは通話品質です。
音質については、「少し良くなっていたら十分」くらいの期待でした。
直近まで使っていたワイヤレスイヤホンは、デザイン性や音質を重視したモデルだったため、ノイズキャンセリング性能には少し物足りなさを感じていました。
「果たして価格に見合う満足感はあるのか」という疑問を持ちながら購入しました。
デザイン・装着感
・デザイン
デザインは、一目でAirPodsと分かるシンプルなデザインです。

直近まで使用していた、Nothing ear (a)、ゼンハイザー accentum true wirelessと比較しても、特に違和感なく使用することができています。
密閉感があり、ちゃんとフィットしているように感じます。
イヤーピースは5つのサイズが付属で付いているため、自分の耳に合うサイズを選択できるのも効いています。

レビューなどでは前作よりフィット感が向上したという声もありますが、私は初めてのAirPodsなので、前作との比較はできません。
正直に言うと、デザインだけで見れば今でもNothing Ear (a)の方が好みです。
AirPodsは昔「耳からうどん」と言われていた印象が強く、今でも鏡を見ると耳から何か出ているように見えることがあります。
ただ、街中を見渡せばAirPodsを付けている人は非常に多く、以前ほど見た目の違和感は感じなくなりました。
加えて、自分でしばらく使用しているとシンプルな見た目で、けっこうかっこいいじゃないかと思ってきています。
それ以上に、ノイズキャンセリングや通話品質など、普段使いで得られるメリットの方が大きいと感じています。
・装着感
装着感はかなり良いと感じています。
最近は家で2~3時間付けっぱなし、ということが多いですが耳が痛くなったことはほとんどありません。
密閉感はありますが圧迫感は少なく、歩いていてズレたり外れそうになったりすることもありませんでした。
また、イヤーピースは5サイズ付属しているので、自分の耳に合ったサイズを選べる点も安心です。
音質は十分満足。でもAirPods Pro 3の魅力はそれだけではありません
私はオーディオ系にとても詳しいわけではありません。
素人目線で音質がどんなものか表現してみました。
AirPods Pro 3と直近使用していた、他のワイヤレスイヤホンも使用したので比較のために記載しました。
| メーカー | 名前 | 音質 | 特徴 |
| Apple | AirPods Pro 3 | そこそこ良 バランス重視 | そこそこ色んな音が聞こえる 音質のぼんやり感は否定できない |
| Nothing | Nothing ear (a) | 普通 低音重視 | 低音はよく出ている 他は普通 |
| Sennheiser | accentum true wireless | 良 音質重視 | 色んな音が聞こえる。最高ってほどではない |
AirPods pro 3はバランスよく全体的に鳴っているような印象です。
私が半年使って感じたAirPods Pro 3の最大の魅力は、音質よりもノイズキャンセリングや通話品質など、毎日使う機能でした。
詳しくは次の章で紹介します。
ノイズキャンセリングは想像以上
AirPods Pro 3を購入して一番驚いたのがノイズキャンセリングです。
噂には聞いていましたが、想像以上に効きます。
・家の猫が1m先くらいから鳴いていても、かなり音がカットされる
家の猫は、自分の要求が通るまで・通っても何か要求して挨拶し続けるという
困ったムーブをする時があります・・・
基本は対応してあげるのですが、作業中の際など手が離せないときは困ります。
そんな時でもかなり音がカットされます。
高音がかなりカットされているように感じました。
猫の鳴き声も近くならそこそこよく聞こえますが。
猫が鳴いていることは分かるものの、鳴き声そのものはかなり小さく聞こえます。
・電車内でのアナウンスがスピーカーからある程度離れた位置ならかなりカットされる
スピーカーから離れた位置であればかなり音量が抑えられます。
音楽聞きながら、調べものをしていたら降りる駅を逃しそうになったことがあります。
しかし、スピーカーの直下とか近くとかであればカットされづらく、そこそこ聞こえます。
実際に使って感じたのは、
近くで鳴る音は多少聞こえるものの、少し離れた場所の音はかなり遮断できる
ということでした。
特にエアコンや電車の走行音、少し離れた場所の話し声など、一定距離のある環境音に対する効果は想像以上でした。
通話品質が非常に優秀
通話品質も非常に優秀でした。
実際に歩きながら通話したところ、
通話相手から
「すごくよく聞こえるよ」
と言われました。
さらに驚いたのは、歩きながら話していたにもかかわらず、
足音がほとんど聞こえなかったそうです。
以前使用していたSennheiser Accentum True Wirelessで同じことをしたら、
「歩いてる音が聞こえる」
と言われました。
また、向こうからの音声が途切れたりすることがありました。
一方、
AirPods Pro 3では、
相手の声もこちらの声も非常に安定しており、
通信が途切れることもほとんどありませんでした。
仕事や電話が多い人にも安心しておすすめできます。
Apple製品との連携が素晴らしい
2台目以降のペアリングが非常に楽
Mac miniやiPadも持っているので、「また全部ペアリングするのか…」と思っていました。
ところが、iPhone 17と接続しただけでMac miniとiPad Airにも自動で接続されていて驚きました。
最初にiPhone 17とペアリングしたら、残りのMacとiPadも勝手に接続してくれました。
公式でもこう記載があります。
1台のAppleデバイス(iPhoneなど)でAirPodsを設定すると、同じApple AccountにサインインしているほかのAppleデバイスに自動的に接続されます。
引用:Apple AirPodsをAppleデバイスとペアリングする
https://support.apple.com/ja-jp/guide/airpods/dev7c85810f2/web?utm_source=chatgpt.com
Apple製品を複数使っている人なら、この機能だけでもAirPodsを選ぶ価値があると感じました。
使用しているデバイスを自動的に切り替えてくれる(Apple製品)
例えば、私の場合ですが
iPadでyoutubeの動画を見ている際に、ちょっとだけ手元のiPhoneでyoutubeの料理動画でレシピを確認したい・・・
こういった場合でも何も操作しなくても、再生した端末へ自動で切り替わります。
この機能は毎日のように使っています。Apple製品を複数持っている人なら、一度使うと手放せなくなる便利さです。
接続性能も非常に優秀
Bluetoothイヤホンは距離が離れると音が途切れることがあります。
家用のイヤホンとして、「Soundpeats CC」というオープンイヤー型のイヤホンを使ってます。
これを付けたまま外に置いてある、宅配ボックスや車まで行くことがありますが
玄関あたりまで行った時点でかなり音が途切れてきます。
AirPods Pro 3を装着し、2階に置いたiPadでYouTubeを再生したまま外へ出てみました。
家から2〜3mほど離れた車まで歩いてみましたが、
それでもYouTubeの音は最後まで途切れず明瞭に聞こえていました。
ここまで安定して接続できたBluetoothイヤホンは個人的には初めてです。
Apple製品同士という相性の良さも影響しているのかもしれませんが、少なくとも私の環境では非常に安定して接続できました。
電車の中でも聞いている音楽が途切れたりすることは現時点ではありません。
しかし、かなり混んでいる電車内では使ったことがないので、今後検証してみようと思います。
気になった点
・価格が高い
AirPod Pro 3 の価格は、他の所謂ハイエンドクラスと言われるワイヤレスイヤホンと同程度です。
(Sennheiser、Technics、BOSE等と想定しています。)
決して安いイヤホンではありません。
音質だけを比較すると、SennheiserやTechnicsなどの上位モデルに及ばない部分もあると思います。
私自身はSennheiser Accentum True Wirelessを使っていましたが、その際感じたのは
・通話品質がいまいち
・音楽を聴いていても途切れる
など違和感やストレスを多少感じるような使用感でした。
ですが、AirPods Pro 3ではそのような違和感やストレスは感じたことがありません。
一つの製品としての完成度が高いからこの値段になっていると思っています。
半年間使ってみて感じたのは、単純に音質だけで価格が決まっているイヤホンではないということです。
ノイズキャンセリング、通話品質、接続性能、Apple製品との連携など、全体の完成度が高く、私は価格に見合う価値を感じました。
・本体のケースにかなり傷が入りやすい
ケースにカバーをしていても傷が入ります。
擦り傷に弱い印象です。ケースなしで使うと傷が付きやすいと言われています。
やわらかい素材のカバーはあまりおすすめできません。
硬めのカバーを買いましょう。
私はNIMASOのケースを使っています。

ケースのみだとこんな色です。

程よい硬さで、このなんとも言えないクリアブラックという色が個人的に刺さりました。
価格と品質のバランスが非常に良く気に入ってます。
・Androidスマホのユーザーは真価を発揮できない
単純なワイヤレスイヤホンとしては使用できますが、良いところで述べたような機能はAndroidスマホでは使用できません。
真価を発揮するのはApple製品を使用している人だと思います。
Air Pods Pro 3はこんな人におすすめ
おすすめできる人
- iPhoneユーザー
- Apple製品を複数持っている
- 通話品質を重視したい
- 最高クラスのノイズキャンセリングを求める
- 音質だけでなく総合的な使い勝手を重視する人
おすすめしにくい人
- Android中心
- 最高の音質を求めたい
- カラバリやデザインを重視する
まとめ
約半年使用して感じたのは、
AirPods Pro 3は
「音質のためだけに買うイヤホンではない」
ということです。
ノイズキャンセリング、通話品質、Apple製品との連携、Bluetoothの安定性。
これらすべてを含めて、
毎日使う道具として非常に完成度が高いイヤホンでした。
オーディオマニアではない私でも、
価格以上の価値は十分感じられました。
iPhoneユーザーでワイヤレスイヤホンを探しているなら、私は真っ先におすすめしたい一台です。
FAQ
Q. オーディオに詳しくなくても違いは分かりますか?
A. はい。音質だけでなく、ノイズキャンセリングや通話品質、Apple製品との連携など、普段使いの快適さで違いを実感しやすい製品です。
Q. ノイズキャンセリングはどれくらい効きますか?
A. 猫の鳴き声や電車内のアナウンスなど、日常生活のさまざまな音をしっかり軽減してくれました。特に少し離れた場所から聞こえる音への効果を実感しました。
Q. 通話品質は良いですか?
A. 歩きながらの通話でも相手から「聞きやすい」と言われることが多く、足音や周囲の雑音も抑えられていました。



